【プロレススーパースター列伝】の住人はステーキ大好き!

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本日のお題

アラフィフ世代のバイブル【プロレススーパースター列伝】とは

自宅にて大切に保管。キリスト教の「聖書」イスラム教の「コーラン」と同じです!

【プロレススーパースター列伝】とは80年代「週刊サンデー」(小学館)にて掲載されていた実在したプロレスラーの生い立ちをコミックにしたものでありますが、これがほぼ虚構というかファンタジーの世界で溢れております。

作画担当されている原田久仁信さんは「あれは全部嘘」とか「届いた原作見てこれはあり得ない」と思いながら作画を描いたそうです。ですが、これがアラフィフ世代の男子の心を鷲掴みにいたします。

原作の梶原一騎先生の凄いところは、1の史実を100に盛ることは週刊誌のライターさんとかでも普通に行えますが、梶原一騎先生は0どころかマイナス100ぐらいの話を500ぐらいにしてしまいます。そして、それが今現在もあたかも事実のように伝わっていることです。(力道山が亡くなるシーンなど)

今回のテーマは「ステーキ」。この【プロレススーパースター列伝】には本当にステーキを食べるシーンが数々登場いたします。「血の滴るステーキ」と描写するのですが、当時は小学生今と違いステーキなんて庶民以下はほぼ食べれません。テレビのドラマや料理番組で見かけるぐらいで、この「血の滴るステーキ」ってどんだけ美味しいものなのかと想像を膨らませたものであります。

ですので、今回正月休みということもあり、何年かぶりに【プロレススーパースター列伝】17巻全て読破してステーキ場面だけを全て抜粋して徹底解剖したいと思います。

でも、これって「誰が読むんだ?」

という声も聞こえそうですが、きっとアラフィフの【プロレススーパースター列伝】ファンが存在信じて記事を進めてまいります。

【プロレススーパースター列伝】の住人はステーキ大好き!

ステーキ1枚じゃ本当の半生は語りません!

記念すべき?初登場シーンはやっぱりブッチャーでありました。この時代の梶原一騎先生とブッチャーの関係はいわゆるズブズブの関係でしたので、とにかくブッチャー編でなくてもやたらと登場してまいります。

このシーンでは、記者がインタビューを依頼するのを「100万円持ってくるか消えな」と一蹴した後に、梶原一騎先生と2時間のステーキを食べながらの会食。ここで、ブッチャーの空手のルーツを語り原作の骨格が出来上がるのですが、こんな守銭奴で金に細かくうるさいブッチャーですので、語る半生もステーキ1枚分なので、実際はカナダの警察署で習ったのがシンガポールのガマ・オテナと言う3000人の門下がいる道場で習ったこととなります。

今回は、ガマ・オテナ先生特集ではないので興味湧いたらこちらの記事を読んでくださいね。

ピンハネしたお金でステーキを食べる「ザ・シーク」

こちらも、ブッチャー編でのステーキシーン。シンガポールで空手の腕を磨きアメリカへ凱旋帰国すると一躍人気者となりザ・シークとタッグを組みことに、ここでシークの企みを知ることにギャラをピンハネして自分はステーキをブッチャーにはパスタ?焼きそば?みたいな麺類を食べさせます。

これを読んでのは小学生時代。シークはなんて悪い奴でブッチャー騙されてと思いますが、後々全日本プロレスで手下・パシリのように扱うジャイアント・キマラⅡにも同じ仕打ちしていたので、後にブッチャードケチ伝説を知るので妙に納得させられました。

食い物の恨みは恐ろしい数年後にハンセンは大逆襲に!

こちらは、スタン・ハンセン編にて、若き日のスタン・ハンセンはファンク道場へ入門。ここでファンクス(ドリー・テリー)が昼からワインと一緒にステーキを実食。このような「ザ・アメリカ」みたいな食事に子どもの頃はあこがれたものであります。試合前ということで、半分残しますが、それを若手に食べさせようと弟テリーが言うものの兄ドリーは「自分の力で食べるようにしないといけない」と犬に食べさせるとハンセンは気を緩めてブリッジを失敗させてコーチに大目玉を喰らいます。その話を同期のジャンボ鶴田に話すと鶴田もドリーは極上のワインと例の「血の滴るステーキ」を食べいるシーンがここまで2巻しかないのにステーキシーン乱発であります。

食べ物の恨みを恐ろしいもので、数年経てハンセンは押しも押されぬ外国人エースに成長して師匠ファンクが在籍する【全日本プロレス】へと殴り込みをかけますが、尋常でない暴れぶりをするのはこのステーキの恨みではを自分は密かに思っております。

フォーク刺されてステーキ食うんかい!

列伝4巻は【ファンクス編】ですが、実際の掲載順はファンクスが先だったそうですが、何故かコミックはブッチャーが1巻となりますが、事情は関係者でないので知りませんが恐らく当時のブッチャー人気の後押しで1巻目にしたのでしょう。そしてこちらのシーンもブッチャーのフォークで刺されての試合後にステーキを実食。列伝開始数ページ後にはステーキが出てくるので、そりゃステーキばっかりと刷り込みされるのも納得であります。

見落とさなくて良かった(笑)

【プロレススーパースター列伝】6巻にて描写されているステーキシーンですがかなり小さくて見落とすとこでした(笑)アンドレとローデスが大立ち回りをして試合後に仲直りしてからのステーキ実食。この試合前までは憎悪満ち溢れた後に試合を通じて仲直りするのは【プロレススーパースター列伝】のキーワードの一つであります。

絶対にあり得ないだろう!ブッチャーが食事をおごる(笑)

【プロレススーパースター列伝】17巻目でのステーキシーンなので、しばらくステーキ場面出ませんが、「馬場・猪木編」「タイガーマスク編」「グレートカブキ編」と日本人が続くので仕方ないのですが、ホーガン・ブロディでないのは不思議というか普通に忘れていただけでしょうか?

巻末に登場するのは、やっぱりブッチャー絡み。狂乱の貴公子こと「リックフレアー」と死闘後に何と守銭奴ブッチャーが食事に誘います。まあ、この時点でフィクションと思いますが。。。。。。

こちらの【プロレススーパースター列伝】のキーワードである試合後に仲直りの場面。当時の少年ファンは純粋にいい光景と映ったものであります。ですが、ここでブッチャーは黒いサポーターをしろとかアドバイスをいたしますが、一体いくらアドバイザー料もらったか謎であります。

レスラーの耳をそぎ落とし?菜食主義になったコワルスキー

対戦相手の耳をそぎ落とした。キラー・コワルスキーですがステーキを出されても対戦相手の耳を思い起こしそれ以来肉は食べられないと言う定説は実のところ自分は数年前まで実話と信じておりましたが、ある著書でインタービュー受けたコワルスキーが日本でこのように伝わっていると問われると吹き出したそうです。

【まとめ】「プロレススーパースター列伝」=「ステーキ」ではなかった!

今読み直してみると意外とステーキ場面が少ないです!(12回)

ですが、要所要所でのステーキシーンがこれだけ刷り込まれるとうのが【プロレススーパースター列伝】の魅力であり、いつも記事を書く際の手本としているのが梶原一騎先生なので、流石としか言いようがありません。

【プロレススーパースター列伝】の住人たちが、ナイフやフォークで「カチャ、カチャ」やっているシーンが相当目についたので毎回登場したと錯覚したのでしょう。それと、列伝ブッチャー編はそれこそ100回以上読み込んだので【プロレススーパースター列伝】=【ステーキ】の方程式が確立されたのでしょう。

今回は、ステーキに特化?いたしましたが、今後は「列伝あり得ないシーン」や「ブッチャー特別参加編」(ブッチャー編以外での特化記事)などにチャレンジしたのですが、一体どれだけの方が読むのかも謎なので、今回のアクセスあれば続編で記事を執筆してまいります。今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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