観客ガラガラなのに、どうして高額年俸払えるのか?
2023年のWBC世界一や大谷選手の活躍でメジャーリーグが身近に。更に、今年は吉田選手や千賀選手もメジャーデビューを果たし更にメジャーリーグが身近に。
30年以上前なら、テレビで視聴することもほぼ不可能な時代だし、それがCSなどで視聴可能となり今ではネット視聴なら何時でも視聴出来ると言うメジャーリーグが本当にいとも簡単に視聴出来るのですが、自分のようにメジャーリーグにはほぼ興味薄の自分には野茂投手やイチロー選手から見始めましたが、
一番疑問なのが!
「観客がガラガラ」
とにかくメジャーリーグの模様が流れて一番思うのが、とにかく観客が少なくてガラガラ
昔の横浜スタジアムを思い出します(笑)
4大メジャースポーツとアメリカで呼ばれる割には本当なのと思ってしまいますが、それで収入(年俸)が低いならそうなのかと思いますが、先述の吉田選手や千賀投手の年俸は年平均20億!
NPB(日本プロ野球の総称)での年俸の4倍5倍に跳ね上がります。両者の場合は日本での実績の十分なのでわかりますが、日本で4,5年ほぼ実績のない藤浪投手の年俸も何と10倍近くに跳ね上がりました。
メジャーリーグの平均年俸は5億円と言われます。1チーム40人での平均ですので1200人×5億円なので単純に1年あたりの年俸が6000億円です。
自分のような単純バカだと、どうやってその6000億円を更に移動はチャーター便を使用とか日本とはスケールも段違い。それこそ、逐一条件が決まっているので諸経費含めたら莫大な予算が必要なのにどうやって運営しているのかと思ったら、どうやら収入の大半は放映料だそうです。
MLBとNPBでは放映料が桁違い!
MLBの収入の中心は「放映料」、NPBの収入の中心は「入場料」が中心となりますが、当然ですが収支の差が付くのは当然かもしれません。
当たり前ですが、入場料収入だと日本で多くても4万人。球場飲食や阪神などは電車運賃もありますが、放映料に比べると少ないのも納得であります。
MLBの放映料は20億ドル。日本円に計算出来ないレベルです(笑)
それを一括割いて30球団に分割するそうです。
更に、ドジャースやヤンキースなどの人気球団は地元のテレビ局とも契約。それらは球団独自の収入となりますが、これもかなりの莫大な金額が動きます。これがMLBとNPBの埋められない差となっているようです。
ちなみに、日本の場合は球団収入の10%が放映料と言われているので年間でも10~15億円だそうです。ひと昔前の巨人戦が1試合1億円と言われて驚きましたが、今は日本では半分にも満たされないでしょう。
この差はどこから来るからと言えば、MLBでは窓口が1か所で交渉するので交渉能力が高いですが日本の場合は球団事の交渉となるので、球団格差も顕著になるし地域差も出てしまいます。これはやっぱり某球団が人気独占していたので、一括などまとまる話ではありませんが、今の時代なら共存共栄で放映料一括とかMLBに見習うべきかなと思いますが、日本のコミッショナーはお飾り多いので、星野監督が生存して元気だったらあのような方がリーダシップ発揮したら実現しそうなのですが。。。。。
【番外編】MLBでお金刷っているわけではなかった(笑)
とにかく、メジャーリーグ中継見ると観客のガラガラ度がいつも気になって、本気で「お金刷ってるのは?」と思ったりしましたが、どうやら違ったようです(笑)
ですが、テレビ離れの昨今ですので、この放映料バブルはいつまで続くのでしょうか?
これは「オリンピック」「ワールドカップ」にも同様なことが言えますが
スポーツビジネスが放映料に依存するのも必要なのかもしれませんが、日本のプロ野球のように大勢の観衆で試合するのが健全なのかとも思いますが、これだけ莫大なお金が動くと難しいのかもしれませんね。
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