【昭和プロレス考察】12・11は殺し合いの日?
昨今は記念日を制定出来ますが、12月11日(12・11)は「殺し合いの日」に制定したいものです。この日は、全日本プロレスと新日本プロレスが何と同日に1万人収容の会場で興行合戦。ライバル団体の新日本プロレスは蔵前国技館で「猪木vsビル・ロビンソン」戦。今でも語られる名勝負なのですが。。。。
一方の全日本プロレスは「力道山13回忌追善大試合」を開催。
熾烈な興行合戦の記事はこちらから!
この興行戦争が生んだ「殺し合い」ですが、遡ること3か月前。全日本プロレスが大木金太郎を引き抜きます。新日本プロレスで猪木と1勝1敗1分けと互角の勝負してから引き抜き、その年の10月に馬場さんと試合をして6分ほどで大木金太郎から勝利を奪います。
「寛ちゃん、あんたが13分かかった相手に俺は半分で勝利したよ」
キラー馬場の声が聞こえてきそうです
その副産物で全日本プロレス移籍と言うことで、この「力道山13回忌通善大試合」にて「頭突き世界一決定戦」として当時全日本プロレスのドル箱外国人の俺様ことアブドーラ・ザ・ブッチャーと試合が殺し合いに。。。。。
【プロレスは殺し合いではない!】by山田隆氏
【プロレスは殺し合いじゃない!】
9:37にて解説の山田隆氏が苦言を呈しております。
まあ、結論言わせてもらえば頭突きのみの攻防で盛り上がっておりましたが、途中からもみ合いながらスタミナ切れしてから控室へと消えていきましたが
当時は幼稚園児だったので当然オンタイムで見れませんが、後々深夜に全日本プロレスの確か「武道館名勝負シリーズ」みたいなタイトルで見た記憶ありますが、試合内容よりも山田隆氏の「プロレスは殺し合いじゃない」の名言聞けただけで自分は大満足であります。
確かに「猪木vsビル・ロビンソン」も名勝負ですが、こちらの試合もド迫力試合であります。この興行合戦の際に力道山13回忌なのに出場しない猪木に批判が集まった際に「力道山先生の供養は試合でします」と語りましたが、結論は興行に参加して試合で供養したのは力道山先生を一番敬愛している大木金太郎であったのでした。
「プロレスは殺し合いではない!」
「ルールある厳格なスポーツなのだ!」
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